![]() Novel killer yeast, process for its production, and application thereof
专利摘要:
公开号:WO1983003258A1 申请号:PCT/JP1983/000077 申请日:1983-03-14 公开日:1983-09-29 发明作者:Limited Suntory 申请人:Ohshima, Takehiro;Toujou, Kazumoto;Miyajima, Keiji; IPC主号:C12N15-00
专利说明:
[0001] 明 細 害 [0002] 新規なキラー酵母、 その造成方法およびその利用 〔 技術分野 〕 [0003] 本発明は、 新規なキラー酵母、 その造成方法およびそ のブ ドウ酒薩造への利用に関する。 詳しくは、 ホモタ リ ズム侏である優良酵母に、 キラー因子を導入した、 キ ラ 一因子を持つ優良酵母の造成と該酵母を用いたブ ドウ酒 禳造に関する。 [0004] 〔 背景技術 〕 [0005] 酒類醸造においては、 原料や容器、 空気からと様々な 雑菌による汚染の恐れがある。 特に野性酵母に対しては、 優良株との環境による差別化は難しく、 優良株を種菌、 酒母と して使用しても野性酵母のコ ン タ ミ ネ一シ ヨ ンの 可能性がぁ 、 品質管理上大きな問題である。 例えば、 ブドウ酒醸造においては、 仕込時にブドウ果等に由来す る有害な野性酵母やその他の微生物の繁殖を抑える目的 で、 亜硫酸がブドウ杲もろみに 5 0 m いし 1 0 0 p 添加され、 この亜硫酸の作用で野性の微生'物が抑え られている間に優良酵母を増殖させることが行なわれて いる。 しかし、 この亜锍酸による微生物の抑制は完全な ものでな く ノ、 ンゼヌ ラ ( Han s ひ ) ゃピ ヒア ( Pichi ) の様ないわゆる産膜酵母に対しては効果があるが亜硫酸 に強い一咅 のサッカ 口 マ イ セ ス Sa c c ar omy c e s )属は そのまま発酵醪中でも生存し貯蔵原料酒及び製品ブドウ 酒に移行する。 その中で特に亜硫酸耐性があ 又アル コ —ル酑性も強い仮性産膜薛母のサッカ πマイセ ス ' バイ ャヌ ス Scb c c ka T o y c e s b y anu s ) の― [5の ¾カ もろみ又はブ ドウ酒中で増殖すると異味、 異臭をつけ、 品質を劣化させた i 、 製品の再発酵をおこ し破瓶の原因 となる。 一方ブ ドウ酒 造において発酵もろみからの回 収酵母を次の発酵に使用しょう とした場合、 通常のブド ゥ酒酵母を用いると発酵後期には亜硫酸耐性とアル コ 一 ル耐性の強い上記の好ま しからざるサッ カ ロマイセス属 の酵母が、 添加した優良酵母にま じってお] 、 この酵母 はアル コ 一ル耐性が強いため く かえし回収酵母を使用 していると回収酵母中の汚染酵母の割合が高くなつてく る。 .そのためそのまま この回収薛母を酒母と して用いる ことは微生物管理上、 問題であった。 [0006] これに対して、 優良酵母にキラ一因子を導入して、 キ ラー優良酵母による清酒、 ブ ドウ酒の製造が提案されて いる.(特公昭 5 7— 2 3 0 7 )。 しかしながらその造成 の方法は、 (1)戻し交配法または (2)ヘテロタ リ ズム酵母を 用いた細胞質導入法に基づくもので、. それらの欠点と し て、 (1)においては操作が繁雑で育種に日数がかかること、 優良親株のもつ核遣伝子に支配される遺伝的形質を完全 に回復させることが困難なことがあげられ、 また(2)にお いては通常工業適性がない一倍体酵母にしか応用できな いという問題がある。 [0007] 本発明は、 上記問題を解決した方法を提供するもので ある。 〔 発明の開示 〕 [0008] 本発明におけるキラー酵母を造成するには、 優良酵母 は完全ホモタ リ ズム (文献(1) )の酵母を用い、 一方キ ラ一酵母は核融合欠損変異であることを必須の要件とす る。 完全ホモ タ リ ズム株は、 通常の交配ではキ ラ 一因子 の導入は出来ないカ、 本発明者らは、 完全ホモタ リ ズム 酵母の胞子が α又は "の接合型を有すること、 およびこ れら胞子が通常 2回の細胞分裂後接合型の変換が起こ ] 、 それぞれが接合することによ ]) 2倍体となることに注目 し実験を進めた結果、 本発明を完成した。 すなわち優良 ホモタ リ ズム酵母の胞子が 2回分裂する前にキ ラ 一酵母 と交配させ、 さらに.キ ラ ー酵母と して核融合欠損変異株 を用いるこ と によ i 、 優良酵母の核ゲノ ムだけを持ち、 かつキラ一フ ァ ク タ一をもつ 2倍体以上の優良酵母の造 成が可能となった。 使用する優良酵母は、 たとえ 2倍体 以上の酵母でもホモタ リズム機構をもつものであればよ い。 それらの酵母と しては、 例えば A !T C C 3 2 7 4 7 などがあげられる。 一方、 キラ一酵母と しては、 核融合 欠損変異株例えば、 ^ C Z /尸 2 4 (文献 (2) )のようなも のであれば、 これもまたすべて適用できる。 また、 キラ —酵母にマ一カーと して抗生物質に対する非感受性また は感受性を付加しておく ことは、 目的する酵母の選択に 好ま しいものである。 [0009] 本発明者らは実施例 1 に示す如く、 発酵末期でも生菌 教の割合が高く又沈降性が弱 ぐ充分な浮遊性を保つホモ [0010] O PI タ リ ズムブ ドゥ酒酵母 S — 0 0 1 S — 5酵母をサ ィ ト ダクシヨ ン ( Cy i o diic ί )法によ ] 交配し、 キ ラ 一性を持ったブ ドゥ酒藤造用酵母を造成 した。 [0011] —方、 本発明に開示された方法によ ]3造成 したキラー 酵母 ( サッカ ロマ イ セ ス ' セ レ ピ シェ 3 0 1 ) をブ ドウ酒醸造に用いるこ とによ Ϊ 発酵中での好ま し からざる酵母の汚染を抑制し、 品質の秀れたブ ドウ酒を つく ることができた。 さ らに、 該優良キラ一酵母を用い、 雑菌の死滅率を高く し、 又ブ ドウ果から由—来するぺクチ ン、 タ ンパ ク質、 タ ン ニ ン、 色素等の沈澱物を多 く混じ た沈降酵母を使用することを避け、 上澄み中の生菌教の 多いきれいな充分量の浮遊酵母のみを回収し使用するこ とによ Ϊ 回収酵母中の生菌玆の増加と、 便用 した優良 キラー酵母の増加を図 ] 、 有害酵母の増殖を阻止するこ とができることを見い出した。 このような方法によ ] 、 違続して酵母を回収し、 酒母を簡単に調整するこ とがで き、 安定した酒質のブ ドゥ酒を得ることが可能となった C 即ち、 ブ ドウ酒の品質に何らの影響を与えるこ となく、 工業的にその酵母を回収し、 再度、 三度と連続し醸造を 行い、 良貧なブ ドウ酒を製造することに初めて成功した < 優良ブ ドウ酒酵母にキラー因子を導入し、 ブ ドウ酒を 製造することはすでに知られている 〔特公昭 5 7— [0012] 2 3 0 7 ヽ そこで開示された方法で得られたキラ一 因子をもつ酵母は、 ブ ドウ酒発薛後の酵母の死钹率が通 常の酵母とほぼ同様であ ])、 該キラ一酵母を回収して連 [0013] Ο ΡΙ 続、 再利用するこ とは好ま しいものではない。 [0014] 以下実施例にて本発明をさ らに詳細に説明する。 [0015] 実 施 例 1· ブ ドゥ酒醸造用キラ一酵母の造成 [0016] 2倍体のブ ドウ酒酵母サッ カ ロマイ セス · セ レ ピ シェ S W— 0 0 1を酵母エ キス 1 %、 ポ リ ペプ ト ン 2 %、 グ ルコース 2 %を含む培地 ( P i)培地 ) で培養 ( 2 容- 静置 3 0 Ό )後、 胞子形成培地 ( 酢酸カ リ 0.5 %、 寒天 2 % )上にのせ、 3 0 1C、 2 4時間培養し胞子形成させ .た。 [0017] —方キ ラ一酵母サッ カ ロ マ イ セス · セ レ ピシェ — 5 (見 leu 1 Ear l-l lK+ ^ iEryr^ )を : Γ尸 培地 中で 2 4時間培養した。 0 0 1株の胞子及び S [0018] 一 5細胞を小さな 寒天培地上に置き、 顕微鏡下で 細いガラス棒を用いて両細胞を接する様に置いた。 [0019] {Spore ίο CeZ 交配法文献(3))胞子と細胞が融合し たこ とを顕微鏡下で確めたあ と、 この小さな : P 寒天 培地を Υ尸 £>寒天平板培地上に移し、 3 日間 3 0 で培 養してコ 口 -—を形成させた。 このコ ロニーよ ] 釣 ]3菌 し、 3 %グリ セ 口 一ルを含む最小培地 ( 0.6 7 % Yeast Nitrogen Base , Difco 製 ) に 1 0 0 n / ェ リ ス ロ マイ シンを加えた寒天培地上で生育させた。 独立した 2つの交配を行い上言己 3 %グリ セ ロ ール · ェ リ ス ロマイ シ ン最少培地で生育したク ロ一ンをそれぞれの交配から 5 ク ロー ンずつ取 出 し、 四分子解析及びキ ラーの性質 を検討した。 その結果目的とする 0 0 1核遺伝子 [0020] O PI を持つキ ラ 一酵母 S A — 3 0 1を得た。 この株は、 ェ 業技術院微生物工業技術研究所に寄託されている ェ研 条寄第 2 6 1号( ^ 2 6 1 )。 なおこの交配 によ] 生じる菌株及び用いた菌株の性貧を表 1に示す。 さ らに S AT— 3 0 1の細胞質 RN A、キラ一 フ了 ク タ ーを発現するプラ スミ ド)の有無を検討した結果、 S Y- 5 と同じ分子量の M ds RNA及び L ds RNA カ存在していた。 また S AT— 3 0 1のキラ一スペッ ク は S 5 と全く同じであった。 表 2にそれを示す。 ま た 3 0 1の菌学的性質(文献 (4) )は 0 0 1 とすべて同じであった。 表 3に糖の発酵性を示す。 [0021] 2 [0022] [0023] Λ サッ カ ロ マ イ セ ス · ノ ィ ャ ヌ ス S c char omy ces ba us) サン ト リ ー (株ソ保存菌株 [0024] C2 サッ カ ロ マイ セス · ベチカス ( Sa c char omy ces bet icus) サン ト リ ー (株)保存菌株 [0025] サッ カ ロ マ イ セス · 才 ビホノレ ミ ス (Sacchar om 一 ces ov iformi s )サン 卜 リ一 (株)保存菌珠 [0026] サッ カ ロ マイ セス · フアーメ ンタティ Sac cha- romyce s ferment at ί) ^ ト リ — 〔株)保存菌 ホ サッ カ ロ マイ セス * ラ クチス 〔 Sac char'omy c e s l c t is サン ト リ 一 (株)保存菌株 [0027] へ サッ カ ロ マ イ セス · レ ビ シェ (Sacchar omy ces c er evis iae ) 協会 7号 [0028] サッ カ ロ マ イ セ ス ' ウ イ リ ア■ヌ ス ( Saceん ar omy ces wi I I ianus ) I F 0 - 24, 8 チ サッ カ ロ マ イ セス ' セ レ ピ シェ ' ノくラ エティ · エ リ フ ソ イ デウ ス ( S c c h r omy c e s c er ev i s t e v r. ell i s oideus ) I F 0 - 2 5 1 [0029] サッ カ ロ マイ セス ' 才ビホノレ ミ ス ( Sacch ro y- ces ovijo rmi s j i F 0 - 2 Q 2 ヌ サッ カ ロ マ イ セス · セレ ビシェ ( S c char omy ce s c er evi s iae) I F 0 - 3 0 4 ル サッ カ ロ マ イ セス · ジァスタ チカ ス (Sac char o y- c es as t at i cus) I F 0 - 1 0 1 o [0030] 才 サッ カ ロ マイ セス · ジァスタ チカス (_Sacch ro y- c es diastaticus) I F 0 - 1 0 4 6 [0031] 表 3 [0032] SAV- 3 0 1 SW- 0 0 1 ! グルコ一ス + + [0033] ガラ ク ト ス 十 十 [0034] シュク ロ ス + 十 マ ル ト 一ス 十 + [0035] ラ ク ト ース [0036] ラ フ イ ノ ス 十 [0037] メ リ ビオ ス [0038] + 醱酵性有 ]3 [0039] 一 鏺酵性無し [0040] ^ 施 例 醸造中の汚染菌の消長と酒質の検討 [0041] 甲州ブ ドウ 2 0 を破砕、 除梗後、 直ちに圧搾して杲 f ΟΜΠ 汁を得る。 これにメ タ重亜硫酸カ リを 1 0 0 pp 加えて 糖分 2 0.2 %まで補糖し、 遠心分離後 フ ィル ターで 無菌 過する。 この果汁を殺菌済の発酵瓶に入れ、 あら かじめそれぞれ純粋培養したキラ一酵母 S A — 3 0 1 ' 汚染酵母サッ カ ロマイ セス · ノ ィ ャ ヌ ス Sac charom- yces bayanus ) 5— 1及びブ ドウ酒酵母サッ カ ロマ イ セス ' セ レ ビシェ ( S c char omy c e s cerevisi e ) S W- 0 0 1をキラ一酵母 S A — 3 0 1 と污染薛母 F B - 1 との組合せ 法)及びブ ドウ酒酵母 S W— 0 0 1 と汚染酵母 5— 1 の組合せ ( 法) で、 それぞ れの組の中の菌の割合は醪中で A法ではキラ一酵母 [0042] ^ A - 3 0 1 ) 2 X 1 06 個. Z?^、 汚染酵母 _Ρ 5— 1 カ 2 X 1 0 5 個ノ 、 法ではブ ドウ酒酵母 0 0 1 カ 2 X 1 06 個ノ 7 、 汚染酵母 F Β— 1が 2 X 1 0 5 個 ノ m になる様に加え 2 0 Όで発酵させる。 [0043] 培養 7 日後の醪中の生菌数をみると、 A法ではすべて がキラ一酵母であ 、 法では 2 9 8 %が汚染酵母 5 — 1であった。 キラ一酵母と汚染酵母の区別は栄養寒天 培地に生じるコ ロ ニーのエ リ ス ロ マ イ シ ン ( 1 0 0 ^- ^ )耐性の有無によって行った 〔 キラ一酵母は耐性があ Ϊ 汚染酵母は耐性がない )。 [0044] '次に、 上記の操作によって得られたブ ドウ酒について、 メ タ重亜硫酸力 リを 3 0 0 ?) 加えて亜硫酸の遊離型と 結合型の量を比較した結果、 及び官能検査の結果をそれ ぞれ表 4及び表 5に示した。 [0045] Οί ΡΙ 4 分析項 A 法 B 法 [0046] *亜硫酸 1 9 5 [0047] (遊離型 Ζ·^ ) [0048] *結合型 1 3 9 1 4 9 [0049] ^ Ά ) [0050] *総亜硫酸 1 5 8 1 5 4 [0051] 5 [0052] A 法 B 法 to [0053] ί ( 1 0 0 0 1 ) = 3.1 0 6 なお、 官能検査は熟練したパネル 1 1名によ 、 色 0 〜 2点、 香気 0〜 4点、 風味 0〜 1 2点の 1 8点満点で 実施した。 [0054] 表 4中 Α法は 法にく らべ遊離型亜巯酸が多く出てお 、 酸化防止及び微生物汚染防止に効果が期待出来る。 又、 表 5中、 * * : 危険率 1 %で有意差有 Ϊ?、 έ分布表 ょ ( 1 0 0 0 1 ) = 3.1 0 6、 香気、 風味、 総合に 於ける έο值〉 3.1 0 6であ ])、 したがって、 本発明の酵 母とキラ一性のない酵母との間には有意差が認められた < 上記の結果よ ]9明らかな如くキラ一酵母 — 301 によ 汚染菌をおさえて発酵し製成したブ ドウ酒のほう が遊離の亜硫酸が生成し.やすく、 又、 ブ ドウ酒に不快臭 を付与するアルデヒ ド様の香 が少な く、 官能的にもす ぐれていた。 [0055] *亜硫酸(-遊離型及び結合型)定量は Ha k i e [0056] ( 1 9 6 2 )を採用した。 (文献 (5) ) [0057] 実施例 a—キ ラ ー酵母使用による再発酵抑制の効果 新鮮なデラウエァ種果汁(糖度 1 8.0 °h、 酸度 0.8 9 % ) にグルコ ースを加え、 糖度 1 9.9 %に調整した後に 遠心分離で清澄、 しかるのちにメ ンブラ ンフ ィ ルタ一 ( ミ リポ-ァ社製)で無菌^過し、 乾熱殺菌した発酵瓶に 5 Άずつ入れる。 [0058] 上記の果汁に、 あらかじめ、 キ ラ ー酵母 — 301 及びブドゥ酒酵母 S W- 0 0 1をそれぞれ純粋培養した 酒母を果汁の容量に対して 5 %添加し、 それぞれ発酵さ せる。 [0059] 2 0 Όで発酵させ糖分約 1.3 %となった時に冷却して 発酵を止め、 お] 引き、 护過、 清澄した後亜硫酸を 7 0 ppmに調整し、 メ ン ブラ ンフ ィ ルタ ー 〔 ミ リ ポァ社製) で無菌^過しながら乾熱殺菌した発酵瓶に入れる。 [0060] 上記のキラ一酵母 3 0 1 とブ ドウ酒酵母 一 0 0 1で発酵させたプドウ酒にあらかじめ純粋培養し た汚染酵母サッカ ロマイセス · ノ ィ ャ ヌ ス (; Sacch ro- mvces bay nus 一 1 それぞれに 2 X 1 05 1固/ 1 0 0 と 2 X 1 0 6 個 / 1 0 0 π ずつ加えて 2 0 Όに 放置し、 再発酵するかどうか観察した。 菌の増殖は島津 ボッ シュ ロ ム分光光度計スぺ ク ト ロ ニ ク ス 2 0 Αを用い [0061] 6 6 0 % で濁度を測定した。 その結果、 表 4に示す様に^:発明による酵母を使用し たブ ドウ酒のほうがキラ一性を持たないブ ドウ酒酵母で 発酵させたブ ドウ酒よ 菌の増殖を く らせ、 再発酵を 防止する効果が判明した。 [0062] 表 4 培 養 日 教 [0063] 条、件 [0064] 2 5 7 . 1 0 [0065] 0.0 2 0.1 2 2 0- 3 9 5 0.7 3 3 [0066] 0.0 2 0.2 3 0 0.4 6 9 0.8 0 9 ノヽ 0.0 1 0.0 2 0.1 5 1 0.7 6 7 [0067] 0.0 1 0.0 2 0.2 8 2 0.8 6 4 上表において、 各条件を下表に示す。 添加酵母数 料 [0068] 施 例 4 連統釀造に けるキラー酵母使甩の効果 甲州ブ ドウ 2 を破砕、 除梗、 後、 直ちに圧搾し果汁 を得る。 これにメ タ重亜硫酸カ リを 1 0 0 加え欐分 [0069] 2 1.6 %に補正後、 遠心分離機で混濁を取 のぞき ^ フ ィ ルター (ザイ ツ社)を用い無菌^過する。 [0070] 上記の果汁を殺菌済の発酵瓶に入れ、 あ らかじめ、 キ ラ ー酵母 S A — 3 0 1、 汚染酵母サッ カ ロマイ セス ' ィ ャヌ ス ( S<x c char omy c e s o ay anus ) F B— 1 と ブ ドウ酒酵母 — 0 0 1をそれぞれ純粋培養した酒母を、 キラ一酵母 S A — 3 0 1 と汚染酵母サッカ ロマイ セス' ャ ヌ ス 〔 Sac char omy c e s b y anus ) _P _B— 1 との 組合せ ( A法 )及びブ ドウ酒酵母サッカ ロ マイ セス · セ レ ビ シェ Sa c h r omy c e s cerevisi e SW— 0 0 1 と污染酵母サッカ ロ マイ セス · バ ャヌ ス ί Sac char 0- myces 6a2/a ¾s ) 5— 1 との組合せ ( J5法) で、 そ^ L それの組の中の菌の割合は醪中で、 A法ではキラ一酵母 [0071] S A V - 3 0 1が 4 X 1 0 6 個 Zra 、 汚染酵母 75 - 1 が 4 X 1 0 5 個 ?^、 5法ではブ ドウ酒酵母 — 001 が 4 X 1 0 6 個ノ?^、 汚染酵母 _P — 1が 4 X 1 0 5 個 [0072] になる様に加え 2 0 'Cで発酵させる。 [0073] 培養後、 残糖分約 1 %になった時点でそれぞれ A B の醪から酵母を回収する。 回収したそれぞれの酵母が [0074] 4 X 1 0 6 個. と、 純粋培養しておいた汚染酵母サッ カ ロマ イ セス . ィ ャヌ ス ( Sa c c har omy c e s b ay anus j — 1が 4 X 1 0 5 個ノ ^になる様に同じ方法で調整 した果汁に加え発酵させる。 これをも う 1度繰 ] 返した [0075] O PI 合計 3回目の醪の発酵終了時の生菌数中の酵母の割合は. 表 5に示す様に Α法ではほとんどがキラ一酵母で、 汚染 薛母を防止出来たが 法では逆に 8 0. 5 %が汚染酵母と なってしまった。 [0076] 上記の結杲からキラ一性を持った酵母を使用すれば原 料となる杲汁は、 通常は無殺菌で使用されるブドウ酒釀 造においても、 純度の高い回収酵母を酒母と して連続便 用することが可能となった。 [0077] 表 5 [0078] [0079] 実施例 5· 無殺菌果汁を用いたキラ一酵母による連続 甲洲種ブドウ 1 5 0 を破砕、 除梗後、 すぐに液抜き 圧搾して杲汁を得る。 これに亜硫酸を 1 0 0 ppm添加し 糖分を 2 2 %になるまで補糖した後に遠心分離し清澄な [0080] OMFI 果汁を得る。 [0081] これにあらかじめキラ一酵母 3 0 1を純粋培 養した酒母を果汁の容量に対して 4 %添加する。 2 0 'C で発酵させ残糖分約 1 %になった時点で上ずみを遠心分 離にかけ酵母を回収する。 [0082] この回収した酵母を同じ方法で調整した杲汁に 4 X 1 06 個/ ¾ 当り加え発酵させる。 この操作を 5回繰り 返した後に回収した酵母中には代表的な汚染酵母である サッ カ ロ マイ セス · パ イ ャヌ ス ( Sac char omyc e s b a— MS ) ίま検出されなカ つた。 [0083] 文献 [0084] (1) Tdka o , I ., Oshi a , ϊ . '■ Gene tics , 6 5 s 4 2 1 ( 1 9 7 0 ) [0085] (2) J. Conde and G . R . Fink: Pro c . N t I . Acad. [0086] Sci. US A , 7 3 3 6 5 1 ( 1 9 7 6 ) [0087] (3) T k no, I. , Oshima , Y : Gene tics , 5 7 : 8 7 5 ( 1 9 6 7 ) [0088] (4) Lodder , : The Yeasts , 2 nd. edd . ( 1 9 7 0 ) [0089] (5) R nkine Aus t - , Wine , Brew. & Spir . Re v. , 8 0 (5) 1 4
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲 (1J サッ カ ロ マ イ セス ' セ レ ピシェに属する S Α — 3 0 1 ο (2) 2倍体以上のホモタ リ ズム酵母を減数分裂させ得ら れる胞子に、 キ ラ ープラ ス ミ ドを保持する核融合欠損変 異酵母を融合させ、 その融合体から出芽する細胞から目 的とする細胞を選択するこ とを特徵とするキラ一酵母の 造成法。 (S) ホモタ リ ズム薛母が醸造用ホモタ リ ズム酵母である 請求の範囲第 2項記載のキラ一酵母の造成法。 (4) ホモタ リ ズム酵母;^ブ ドウ酒酵母 S 1 — 0 0 1であ り、 キ ラ ープラ ス ミ ドを保持する核融合欠損変異酵母が S Y - 5である請求の範囲第 2項または第 3項記載のキ ラ一酵母の造成法。 (5) 2倍体¾上のホモタ リ ズム酵母を減数分裂させ、 得 られた胞子にキラ一プラ ス ミ ドを保持する核融合欠損変 異酵母を融合させ、 その融合体から出芽する細胞から巨 的とする細胞を選択したキラ一酵母を用いるこ とを特徵 とするブ ドウ酒の醸造法。 . (6J キラ一酵母が S A 7— 3 0 1 である請求の範囲第 5 項記載のブ ドゥ酒の醸造法。 (T) 1回以上発酵に使用され回収された酵母を酒母と し て用いる請求の範囲第 5項または第 6項記載のブ ドゥ酒 の讓造法。 OMPI ^
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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